暖かいイメージが強い台湾ですが、冬はかなり寒く感じます。そんな時、寒さが苦手な台湾の人々は、温泉に入って暖まるのだとか。
台湾には微弱に火山活動を続ける活火山があることで、温泉や硫黄が吹き出す温泉地がたくさんあるのです!
温泉好きにはたまらない、台北からも日帰りで行ける北投温泉の、部屋の湯船で温泉に浸かれる「皇家季節酒店北投溫泉館」を紹介します。
Contents
北投温泉とは?

北投温泉(べいとうおんせん)は、かつて日本の統治下にあった頃に発見された温泉地。台北車駅からMRT(地下鉄)で30分ほどの距離にあることから、地元の台湾人や観光客のたくさんの人が温泉に入りにやってきます。
台湾には四代温泉と呼ばれる温泉地があり、この北投温泉もその4つのうちの1つです。北投温泉の泉質は、白硫黄泉、青硫黄泉、鉄硫黄泉の3種類。美肌効果や疲労回復など、様々な効能が期待できるので、ゆっくり浸かりたいです。
日本でも有名な名前の温泉宿もあり、雰囲気は昔の日本のような感じもして、歩いていても色々な発見がありますよ。
皇家季節酒店北投溫泉館の基本情報

- 名称:皇家季節酒店北投溫泉館(ロイヤル シーズンズ ホテル タイペイ/ Royal Seasons Hotel Taipei-Beitou)
- 住所: 112台北市北投區中山路26號(No. 26號, Zhongshan Road, Beitou District, Taipei City, 台湾 112)
- 電話番号:(+886)2-2896-9798
- クレジットカード:使用可
- WiFi:各部屋にあり
- ホテルのHP:http://www.royalseasons.com
皇家季節酒店北投溫泉館へのアクセス
アクセス:北投駅で下車し、北投公園方面に歩き「中山路」の坂を上がっていきます。グーグルマップを参考にいけば問題ありません。
部屋から温泉が出る客室紹介
部屋の設備

今回宿泊した部屋の大きさは23㎡で、セミダブルベッドが付いています。十分な広さの部屋には、冷蔵庫や電気ケトルなど基本的な電化製品、アメニティが豊富で快適です。お風呂は部分的にオープンになっていて、お風呂と部屋を分けるガラスの窓は、上の方が少しだけ空いています。
- バスタブ付きの大きな浴槽
- 冷房完備
- セーフティーボックス
- 豊富なアメニティ(シャンプー・コンディショナー・石鹸・くし・カミソリ・歯ブラシ・髪留め・バスソルト)
- 無料WiFi
- 薄型テレビ
- 便器ケトル
- サービスボトルウォーター
- インスタントの紅茶とコーヒー
- サービスドリンク(冷蔵庫に無料のソフトドリンク)
部屋の温泉は美人の湯と呼ばれる白磺黄泉

部屋からでる温泉は“美人の湯”と呼ばれる白磺黄泉です。白硫黄泉は、美肌効果の効能があり、保湿効果が肌にいいです。また疲労回復の効果もあり、日頃の疲れも癒すことができます。
部屋に付いている無料アメニティには、バスソルトがあるので、好みでお湯に足してみてください。さらっとした肌触りがとても気持ちよく、ついつい長湯してしまう温泉です。
湯船やお風呂の中に入っている椅子は石でできており、必要以上に高熱になることがありません。石でできた湯船や、手作りのひのき杓がいい味を出しています。
部屋に付いているお風呂は、お湯が溜まるまでに時間がかかります。また源泉はとても暑いので、水を足しながら適温にして入るのが一般的です。
源泉のまま浸かりたい場合は、早めにお湯を溜めて置いて、お湯が冷めるまで待ってみてください。実感できる効能は正直変わりませんでしたが、源泉のままの方がさらにいい効果があるはずです。
グッドポイント・バッドポイント
部屋から温泉がでる
お風呂の雰囲気がいい
空港への送迎サービスがある
北投駅までの無料送迎サービスがある
部屋によって窓がない(日の光が入ってこないので朝の目覚めが悪い)
クーラーの温度が一括で管理されていて部屋で変更できない
予約サイトの金額を比較

宿泊にかかる金額を大手予約サイトで比較しました。今回は、エコノミーダブルルームを比べています。(※全て朝食は付いていないプランです。)
- booking.com(ブッキングドットコム)
エコノミーダブルルーム:5,856円 - agoda(アゴダ)
エコノミーダブルルーム:5,076円(最安!) - Expedia(エクスペディア)
エコノミーダブルルーム:5,854円 - KAYAK(カヤック)
エコノミーダブルルーム:5,332円 - Hotels.com(ホテルズドットコム)
エコノミーダブルルーム:50,90円
やはりアジアで1番強いのはagoda。僅差でしたがagodaが1番安かったです。
まとめ・感想

山の上の方にありますが、北投市場や主要な行っておきたい観光地までは、徒歩10〜15分ほどで到着します。坂を降りていく途中には「地熱谷」や「北投図書館」などもあり、散歩にちょうどいい道のりでした。
北投の街を散策しつつ、歩いて汗をかいたら温泉で汗を流すなんて最高ですよね!部屋にあるので、24時間好きな時間に温泉に入れるので、私は1日に4〜5回もお風呂に入っていました。皆さんもぜひ好きなだけ温泉に浸かってください。
