台南と台中の真ん中にある嘉義には、泥温泉が有名な関仔嶺をいう温泉街があります。泥に含まれる沈殿物の効果で美肌効果が期待でき、地元の台湾人にも人気です。温泉街にはホテル、飲食店、おみやげ屋さんなどが並んでいます。
今回宿泊したのは、ホテルに大きな温泉施設がある關子嶺統茂溫泉會。リピーターが多く、予約が埋まってしまう人気のホテルを紹介します!
Contents
關子嶺統茂溫泉會の基本情報

- 名称:關子嶺統茂溫泉會/ トン マオ スパ リゾート クワンツーリン/ Toong Mao Spa Resort Guanziling
- 住所: 732台南市白河區關嶺里關子嶺28號(732 台湾 Tainan City, Baihe District, 關嶺里關子嶺28號)
- 電話番号:(+886)6-682-3456
- 平均予算:120ペソ
- クレジットカード:使用可能
- WiFi:各部屋にあり
- お店のHP:http://www.toongmao.com.tw
關子嶺統茂溫泉會へのアクセス
住所: 732台南市白河區關嶺里關子嶺28號
台北からのアクセスはこちら
台南からのアクセスはこちら
嘉義車駅からの説明
嘉義車駅に到着後、嘉義運客(バスターミナル)から関仔嶺行きのバス7214番に乗車、関仔嶺温泉街で降り、そこから徒歩約5分です。1本道で迷うことはまずありません。(こちらの記事で行き方を詳しく説明しています)
グーグルマップを参考にすると、途中で非常に急な階段を使う代わりに距離が短いルートがあります。この階段を利用しても、使わずに坂を登って行っても問題なく到着するので、好きな方で行ってください。

帰り道に見つけたのですが、グーグルマップには出てこないもう1つルートがありました。写真の旅館の鳥居をくぐった先に階段があるので、その階段を登っていくと、苔むした非常に急な階段ほど辛くなく、遠回りするほど時間がかかりません。
鳥居は赤いので目立つのですが、少し奥まったところにあるので、周囲をよくみていないと見落としてしまいます。坂道を登っていると右側に現れるので、その階段を利用するととても楽でした。
泥湯が有名な温泉の紹介
宿泊者は宿泊中、何度でも入浴が可能です。B1に降りていくとエントランスがあるので、そこに名前と部屋番号を記入します。その時に温泉内で使えるバスタオルを借りることが可能で、出る際に回収ボックスに入れます。

鍵無しの服やタオルなどを入れるためのロッカーと、貴重品を入れるためのコインロッカーはあります。コインロッカーの利用には1回10TWD必要になり、日本の温泉施設とは違い返却されません。
- 室内大浴場(水着不要)

裸で入れる大浴場はあまり広くありません。体を洗うところと、湯船が1つ、蒸し風呂、サウナが付いています。混み合っている時間に入ったので窮屈に感じました。
- 露天風呂(水着必要)

露天風呂とプールは、水着と帽子が必要になります。通常は泥の入ったバケツ置いてあり、自由に顔や体に塗って泥パックができます。泥湯だけでなく、超音波風呂、エッセンシャルオイル風呂、マッサージ風呂、シャワーなど、ぬるめのお湯から冷水のお風呂がありました。
泥湯は42度と熱めの設定ですが、エッセンシャル風呂は38度で長時間浸かって入られます。熱いお湯と冷たいお湯に交互に浸かると気持ちがいいです。
- 野外プール(水着必要)
宿泊者は野外プールも自由に利用できます。夕方頃はとても混んでいますが、午前中は空いています。浅いところと深いところがあり、しっかり泳ぐことができる大きさです。雨の日は、露天風呂は利用できますが、プールは利用できません。
ウォークインで利用する場合

フロントで清算をし、B1で受付をしてチケットとタオルを交換します。宿泊者と同様に、露天風呂、内風呂、プールが利用できます。ドリンク券がセットになっているので、入浴後に利用するのがいいですね。
金額
- 温泉+ドリンクセット:400TWD(大人)/ 280TWD(子供)
※20人以上で利用の場合は、360TWD(大人)/ 250TWD(子供) - 温泉+ランチorディナー+ドリンク:699TWD(大人)
部屋と施設の紹介

部屋の紹介
今回泊まったのはデラックスダブルルームです。ホテル自体古いみたいなのですが、部屋は綺麗でとても広く、快適に過ごせました。お風呂から出るお湯は泥湯ではありませんが、大浴場で広々と入れるので十分です。
部屋に備わっているもの


- エアコン
- 無料WiFi
- テレビ
- ヘアドライヤー
- 冷蔵庫
- バスアメニティ(シャンプー、コンデイショナー、ボディーソープ、石鹸、歯ブラシ、くし、シャワーキャップ、かみそり)
- 使い捨てスリッパ
- バスタブ付きシャワールーム
- ワードローブ / クローゼット
- タオル/ バスタオル
- コーヒー/紅茶/ミネラルウォーター
- 湯沸かし器
施設の紹介
- コインランドリー(洗濯50分:50TWD/ 乾燥機40分:40TWD)
- ウォーターサーバー
- 紅茶・コーヒーポット
グッドポイント・バッドポイント

グッドポイント
- 温泉の種類が豊富
- 目の前にコンビニがあり便利
- 部屋が広い/ アメニティーが充実している
- ビュッフェ朝食は台湾の食べ物が多く、料理の種類が豊富
- バス停から近い
バッドポイント
- 部屋のお風呂からは泥湯が出ない
- 露天風呂は野外なので蚊がいる
- 内風呂が狭い
宿泊の金額・予約サイトを比較

宿泊にかかる金額を大手予約サイトで比較してみました!デラックスダブルルームとデラックス4人部屋を比べています。(※全てのプランでビュッフェの朝食が付き)
- booking.com(ブッキングドットコム)
・デラックスダブルルーム:8,607円
・デラックス4人部屋:13,771円
- agoda(アゴダ)
・デラックスダブルルーム:7,235円(9,488円の24%OFFで最安した)
・デラックス4人部屋:11,980円
- Expedia(エクスペディア)
・デラックスダブルルーム:7,514円
・デラックス4人部屋:12,002円
- 關子嶺統茂溫泉會のHP
・デラックスダブルルーム:3,300TWD 2740TWD(9,590円)
・デラックス4人部屋:6,000TWD 5,000TWD(17,500円)
とあります。宿によっては、直接予約した方が安く泊まれる場合もあるので調べてみましたが、關子嶺統茂溫泉會の場合は予約サイトを通した方が安そうです。
ただ、もしかすると予約サイトでは完売でも、公式サイトの予約ページからだと予約が取れる場合もあるので、確認してみてください。
やはりアジアはagodaが強いですね。ダントツで安かったです。24%OFFでないとこの金額ではないのですが、シーズン出ない平日は、どの日程でもだいたい24%OFFになっていました。(※曜日や時期によって金額は変わるので目安にしてください。)
まとめ・感想

施設のクオリティ、金額、接客など総合してとても良かったです。フロントスタッフは日本語が通じませんが、お金を両替してくれたり親切です。英語も伝わらない時がありましたが、日本語の説明書きが準備してあるので基本的に問題ありません。
ウォークインで利用する方は、ホテルの向かいの商店で、平日優待スパ利用券を購入すると、50TWD安く購入できるみたいです。露天は水着着用です。忘れた場合は水着を売っている売店もあります。
お風呂上がりは肌がすべすべになり、泥湯の効果を感じることができました。ぜひ關子嶺の泥温泉で台湾の旅の疲れを癒してください!